桝形の延命地蔵の由来

江戸時代、安政5年日本各地ではコレラが大流行し、多くの人命がなくなっていました。郡上でも同様にコレラが蔓延し、危機的な状況のなかどうかしてこの災難を鎮めようと元治元年この地蔵尊が建立されました。
以後、人々によって延命地蔵として代々まもり継がれています。
数年前、この鞘堂の屋根に落石があり破損しましたが
人々の尊い浄財により、現在の立派な鞘堂に復興いたしました。毎年、8月24日の地蔵祭りは郡上踊りも行われ
大変賑やかに、行われます。

郡上の夏のメインでもある郡上踊りは、八幡各町内の縁日にあわせて7月の中旬から始まり、
9月の初めの踊りおさめまでおよそ2ヶ月あまりの間、人々の熱気と活気の中で夏を踊り明かす。
桝形町の延命地蔵のお祭りもその一つで、毎年多くの人たちが訪れお参りした後は当然の如く皆、
踊りの輪の中へと足は向く。
この祭りが終わると八幡にも秋の風が